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インタビュー② #14 WR 前田基樹

最終更新: 2018年9月30日

シーズンに向けた意気込みをライターの前田成彦様にインタビューしていただきました!

2人目は、未経験フットボーラー 副将 WR #14 前田基樹選手です。


【ラクロスから転向3年目。物怖じせず、何にでも飛び込んでいく。】


#14 前田基樹(WR/岩谷産業株式会社 近畿支社 産業ガス・機械部 産業ガス・機械課)


 28歳の時、まったくの未経験でサイドワインダーズに入った前田基樹。大学~大学院~社会人と、8年間ラクロスをしていた異色の経歴の持ち主だが、高いポテンシャルを評価され、チームの一員となった。


「入部3年目になります。大学、大学院、そして社会人でも4年プレーしていましたが、会社の同僚にサイドワインダーズの選手がいて、誘われて決めました。もちろんラクロスも楽しかったのですが、新たに激しいスポーツをするのはもう最後のチャンスかと思いました。ここでチャンスを逃したら、たぶんもうやることはない。それならば一度やってみよう、と。


 でも、実際に練習に参加すると『これはアカン!』という感じでした(笑)。ラクロスをやっていた時から、防具を付けてコンタクトをしたりする感覚はあったのですが、ぜんぜんダメ。最初特に感じたのが、間合いの違いでした。ラクロスも当然コンタクトはあるのですが、クロスを持ってプレーすることもあり、距離を取れる。でもアメフトは、DBが手でつかんできたり強く当たってきたりするので、相手との距離がとにかく近い。最初はそこになかなか慣れませんでした。そしてラクロスもそれなりに激しいのですが、つかんで倒されることはありませんし、コンタクトの強度は正直、比べものにならない。そしてキャッチングも難しい。前から来るボールを捕ることはできるのですが、背後から飛んでくるボールをキャッチするのは大変。ボールの落下点を予測する必要があり、なかなか上手く捕れませんでした」


 試合デビューは、2年目の春のオープン戦。緊張して頭が真っ白な状態だったと語る。

「まずはLOSを超えてセットしないように、コールを間違えないように、といったことしか考えられませんでしたね。相手DBのプレッシャーが強く、思ったようにコースに出られませんでしたし、散々な出来でした。


 でも、そこからそこから徐々に経験を積み、試合を重ねるにつれてリラックスできるようになった気がします。昨シーズンの終わり近くなると、いろいろ考える余裕も出てきました。そして1年やってみた結果、自分が勝負できるポイントはスピードだと確信を持てるようになりました。今の40ヤード走のタイムは4秒80。そこは誰にも負けたくない」


 WRの動きでラクロスと似ているのは、カバーしてくる相手との駆け引きだという。カットを切って抜く動きは似ているので、これまでやってきたことが通用する部分もあるという。DBとの距離の詰め方や抜き方は、今後の自分の武器にしていきたいポイントだ。


 そんな前田だが、平日は岩谷産業株式会社近畿支社の営業マンとして、忙しい日々を送っている。


「化学系メーカーや鉄工所、食品関係など、基本的に工場をクライアントとしてガスと機械の販売を行っています。仕事をする上で、まずはお客さんの所に行くことを基本にしています。もちろんメールでもコミュニケーションできますが、まずは顔を見せること。そして、どんなことにもなるべく早く対応することを意識しています。


 営業っていろいろなスタイルがありますが、格闘家に例えると僕はインファイター。懐に入っていくタイプです。もともとの自分の性格もあるかもしれませんね。もともと人見知りしないので、どんどん飛び込んでお客さんとの距離を縮めていきます。この性格だから、28歳でアメフトに挑戦できたのかもしれませんね(笑)。物怖じしない性格なので、どんどん飛び込んでいけるのかもしれません」


 今後の目標は、個人としてはまず試合でロングパスを捕ること。そして次がタッチダウンだ。まだまだプレーで引っ張っていく自信はないが、もう30歳。中堅選手として、後輩の選手達に、フットボーラーとして、そして一人の人間として何かを見せたいと考えている。


 「アメフトは、チーム全員で一つのプレーを作り上げられる点が大きな魅力。だから、みんなで磨き上げたプレーがしっかりと決まった時はすごくうれしい。例え自分が他の選手を引き立てる"おとり"だとしても、喜びは格別。今年はそんな瞬間を、たくさん味わいたいですね。頑張っていい結果を出して、多くの人に応援してもらえるチームにしていきたいです。」

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